2024.07.24
こんにちは。
日本巻き爪センターです。
当センターには年間3,000人以上の方が巻き爪のお悩みで来院されています。
巻き爪に対するセルフケアや応急処置はいくつかありますが、今回は巻き爪や陥入爪に対するコットンパッキング法についてご紹介致します。
※当センターでは巻き爪の矯正をしており、巻き爪や陥入爪の治療(医療)はしていませんが、一般的にわかりやすいように治療という言葉を使用してご説明致します。
こちらでは巻き爪や陥入爪に対する自分でできるセルフケアとして、コットンパッキング法のやり方をご説明致します。
【準備するもの】
①コットン(わた・綿)やガーゼ
②ピンセット(なければつまようじなどでもOK)
①コットンまたはガーゼを米粒サイズに丸めます。
②ピンセットなどを使い、痛みを感じる部分の爪と皮膚の隙間にコットンを挟み込みます。
ここではコットンパッキング法の痛みや期間、効果についてご説明致します。
巻き爪に対するコットンパッキング法は、治療というより、当センターでは応急処置と考えております。
効果や期間についても巻き爪の程度によりますが、爪の巻き込みもほとんどない軽度の巻き爪の場合は数日で痛みが無くなるものもあるかもしれません。
しかし、爪の巻き込みがある中度以上の巻き爪は綿やコットンを詰めるだけでは、爪の形は変わりませんので、巻き爪の矯正をしたほうが良いと思います。
巻き爪でお悩みの方は下記リンク先からお近くの店舗にご連絡ください↓↓↓
陥入爪に対するコットンパッキングについては、爪が皮膚に埋もれている状態で、炎症も起きていることを考えると痛みが伴うことが考えられます。
期間や効果についても、一時的な痛みの緩和は期待できるかもしれませんが、炎症を治すためには皮膚科など医療機関で化膿止めや抗生物質などで治療することが望ましいと思います。
ここではコットンや綿が爪の隙間に入らないケースや、うまいやり方についてご説明します。
深爪の状態になると、爪の角が皮膚に埋もれてしまうため、コットンが入れにくくなり、入らないケースがあります。
※巻き爪の正しい爪の切り方に関しては別記事でご紹介しますので、少々お待ちください。
陥入爪で皮膚の炎症が悪化すると、肉芽ができてしまうことがあります。
肉芽ができると皮膚が腫れて、触れるだけでも痛みが出るので、コットンが入れられなくなるケースがあります。この場合はすぐに皮膚科を受診することをオススメします。
※巻き爪と肉芽については別記事で詳細をご説明しますので、少々お待ちください。
コットンパッキングをする前に、テーピングで、爪が食い込んでいる皮膚を引き離します。
テーピングだけで痛みが緩和することもありますし、爪と皮膚の間に隙間ができれば、コットンが入れやすくなります。
※テーピングの方法は今後別の記事でご紹介しますので、少々お待ちください。
コットンを消毒液や水道水で濡らすことで、コットンが滑りにくくなり、爪と皮膚の間に入れやすくなります。
この記事の前半にも書きましたが、当センターとしてはコットン法は巻き爪や陥入爪の治療ではなく、応急処置であると考えております。非常に軽度の巻き爪や、一時的な痛みの緩和にはコットン法も効果が期待できます。しかし、コットンを入れている時間が長くなると、コットンを外した時に爪と皮膚の間にくぼみができてしまい、そのくぼみに爪が食い込みやすくなることもあるので、コットンを1日以上入れたままにはしない方がよいです。巻き爪や陥入爪を治すという場合は医療機関や当センターを受診し、爪の形を矯正することをオススメ致します。
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陥入爪でお悩みの方は皮膚科などの医療機関にお問い合わせください。
巻き爪や陥入爪も非常に軽度の場合は、コットン法を数日実施することで治るケースがあります。
巻き爪や陥入爪が中度以上のものは、コットン法だけでは爪の形が変わらないため、治らないケースがあります。
コットン法は比較的簡便で、一時的な痛みの緩和は期待できるため、自分でできる一時的な応急処置としては良いと思います。しかし、コットン法だけでは爪の形が変わるわけではないので、巻き爪や陥入爪を治すという場合は医療機関や当センターで矯正をすることをオススメ致します。
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