2024.07.24

巻き爪と外反母趾の関係とは⁈治し方と原因について解説します!

 

こんにちは。

日本巻き爪センターです。

当センターには年間3,000人以上の方が巻き爪のお悩みで来院されています。

私もこれまで、のべ1万人以上の巻き爪を施術してきましたが、実は巻き爪と併発して、外反母趾になっている方もたくさんいらっしゃいました。

そこで今回は、巻き爪と外反母趾の関係や治し方と原因についてご紹介致します。

※当センターでは巻き爪の矯正をしており、巻き爪や陥入爪の治療(医療)はしていませんが、一般的にわかりやすいように治療という言葉を使用してご説明致します。

 

巻き爪とは?

 

巻き爪とは、上記画像のように爪の端が内側に巻き込んで変形している状態のことをさします。爪が皮膚に食い込んで圧迫されることで、痛みを伴うものもあります。巻き爪の詳しい原因や詳細については今後別のページでご紹介しますので、少々お待ちください。

 

外反母趾とは?

 

外反母趾とは、足の親指が人差し指の方向に曲がり、指のつけ根の関節が内側に突き出てしまう症状のことをさします。この突き出た部分が靴に当たると炎症を起こすことがあり、状態が悪化すると靴を履かなくても痛みが出てしまうこともあります。

 

外反母趾の原因

外反母趾の大きな原因は足に合わない靴を履くことです。つま先が細い靴やヒールが高い靴は足に負担がかかり、親指の変形の原因になります。また、大きすぎる靴も良くありません。歩いている時に靴の中で足が動いてしまうと、足の指を使えなくなり、足のアーチが崩れてしまいます。アーチが崩れて偏平足になることで、外反母趾になりやすくなってしまいます。

 

外反母趾による親指の爪の痛みには要注意

外反母趾になると、親指の爪と人差し指が接触しやすくなってしまいます。

指同士の接触が増えると、外反母趾による痛みも出やすくなりますが、巻き爪にもなりやすくなります。

親指の爪の部分に痛みがある場合は、外反母趾ではなく、巻き爪の痛みの可能性もありますので、放置せずに当センターにご相談いただければと思います。

 

外反母趾と巻き爪の治し方&セルフケア

ここからは外反母趾と巻き爪の治し方とセルフケアについてご紹介いたします。

巻き爪の治療や治し方、セルフケア方法に関しては今後、別のページで詳しくご説明しますので、少々お待ちください。

巻き爪でお悩みの方は下記リンク先からお近くの店舗にご連絡ください↓↓↓

日本巻き爪センター店舗一覧

 

自分でできる外反母趾のセルフケア

外反母趾が軽度の場合は、自分でできるセルフケアを試して改善を試みるのがおすすめです。以下では、外反母趾を改善・予防するセルフケア方法についてご紹介します。

 

セルフケア1:自分の足のサイズにあった靴を選ぶ

外反母趾に限らず、足にトラブルが発生する原因で最も多いのが、足に合わない靴を履くことです。

歩いてるときに、靴の中で足が動いてしまうことが様々なトラブルの原因になります。

靴は大きすぎも小さすぎも良くないので、理想はピッタリサイズで紐があるスニーカータイプがオススメです。

 

セルフケア2:インソールを活用する

インソールを活用し、足のアーチをサポートすることで、外反母趾が悪化すること予防できます。

市販のインソールもありますが、オーダーメイドインソールのほうが、その方の足の特徴に合わせて作成できるので、オススメです。当センターのオーダーメイドインソールについてはこちらのページをご覧ください。

東京巻き爪センターのオーダーメイドインソール

 

セルフケア3:外反母趾サポーターを活用する

外反母趾サポーターは、装着することで足の指の隙間を正常に広げて、外反母趾を予防し、痛みを緩和するグッズのことです。足のサイズや外反母趾の程度により、様々なタイプのものがありますので、ご自分に合うものを探してみてください。

病院でできる外反母趾の治療

ここからは病院で受けることができる外反母趾の治療についてご紹介致します。

 

病院での治療法1:足底挿板療法(インソール)

足底挿板療法とは足底板(インソール)を靴に装着することで、外反母趾を矯正・予防する方法になります。

手術以外の治療では最も多い治療方法ですが、手術をした場合も予防として足底板(インソール)を処方される場合もあります。

 

病院での治療法2:手術療法

外反母趾の変形が進行し、サポーターやインソールでの改善が見込めない場合は、手術による治療を行います。

最も一般的なものは中足骨を骨切りして矯正する方法で、変形の進行程度により方法を選んで行われます。

手術は腰椎麻酔か局所麻酔下に1時間以内で、翌日から歩行が可能です。

従来の靴が履けるようになるのには2ヵ月間ほどかかります。

 

巻き爪や陥入爪になりやすい足の症状とは

ここでは足の症状別に巻き爪や陥入爪になりやすい状態についてご紹介します。

症状1:外反母趾だと巻き爪になりやすい

外反母趾になってしまう原因は足に合わない靴を履くことと説明しました。

靴が原因で外反母趾になった場合は、巻き爪にもなりやすいと言えます。

また、外反母趾は足のアーチが崩れて発生します。

足のアーチが崩れると足の指先まで使って歩くことが難しくなるため、巻き爪にもなりやすくなります。

症状2:偏平足だと巻き爪になりやすい

偏平足は足のアーチ(土踏まず)が低下または消失した状態のことをいいます。

足のアーチが低下していると荷重のバランスが崩れてしまいます。

すると、足の指先まで使って歩けなくなるため、巻き爪になりやすくなります。

症状3:内反小趾だと巻き爪になりやすい

親指が外側に曲がる外反母趾に対して、小指が内側に曲がる変形を内反小趾といいます。

内反小趾は外反母趾との併発も多く、原因は足に合わない靴を履くことです。

つまり、巻き爪になりやすく、特に親指ではなく小指や薬指がなりやすいです。

間違いやすい症状名→内反趾爪

 

まとめ

今回は外反母趾の原因や治し方、巻き爪との関係性についてご紹介しました。

外反母趾も巻き爪も足に合わない靴を履くことが共通の原因になります。

そのため、外反母趾になる方は巻き爪にもなりやすい傾向があります。

正しい原因を理解した上で、適切なセルフケアや治療を検討しましょう。

巻き爪でお悩みの方は下記リンク先からお近くの店舗にご連絡ください↓↓↓

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