2025.01.29
巻き爪という言葉は聞いたことがあると思いますが、実際に巻き爪とは何か、ということを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
巻き爪の状態については以下で詳しく触れていきます。
「巻き爪」と「陥入爪」はどちらも爪の状態を表していますが、実際にどのような違いがあるのか分からないという方も多いのではないでしょうか?
〈巻き爪〉
爪が横から巻いている状態で、変形した爪が皮膚に食い込んで圧迫することで痛みが出ることがあります。巻き爪の重症度に応じて爪の形や厚みもさまざまです。
〈陥入爪(カンニュウソウ)〉
爪が皮膚に埋もれてしまい、爪が皮膚を傷つけて炎症が起きている状態です。深爪が原因になることが多いです。
上記のように、どちらも爪の状態を表すものですが、一般的に混同されることが多く、治療や矯正をする方法も異なります。
そのため、大前提として巻き爪でお悩みの方はまずは日本巻き爪センターへお問い合わせください。
この状態は巻き爪か陥入爪か?巻き爪と陥入爪について詳しくは以下のリンクをご覧ください。
手の爪と足の爪も同じタンパク質で作られており、爪の性質は同じです。
爪は下(指の腹側)からの刺激を受け、その刺激を爪がキャッチすることで広がりを保っています。
手の場合は主に物をつかんだりする刺激、足の場合は歩行によって指が地面に着地する際の刺激です。
しかし、それらの刺激がなくなると爪は巻きやすい状態になるため、手も足も同様、巻き爪のリスクは上がります。
巻いている爪が皮膚を圧迫している場合、手の爪も足の爪も痛みを伴うことがあります。
どちらが痛いかは一概には言えませんが、「足は体全体の体重を支える土台」という点を考えると、一番負荷がかかる足の親指は比較的痛みが強く出やすいのではないでしょうか。
巻き爪の原因については、こちらのブログ内で後ほど詳しくお伝えいたします。
上記でお伝えした通り、足の親指以外にも巻き爪になることは十分あり得ます。
当センターにも、足の親指以外の小さな爪の矯正をされているお客様がたくさんいらっしゃいます。
現在痛みがない方も、これって巻き爪?とお悩みの方も、ぜひご相談ください。
詳しくはこちらのブログをご覧ください
巻き爪は足の親指だけじゃない!人差し指や小指、手の巻き爪も解説!
巻き爪の初期・軽度の状態とは、爪が左右に少し湾曲している状態を指します。
爪のカーブがゆるやかな場合でも、爪が皮膚を圧迫することで痛みを伴うことがあります。
当センターでは、重度の巻き爪の状態の目安として、爪の形が半円よりも内側に入っている状態(アルファベットのCの字)からを重度の分類としております。
また、特殊な爪の形(つの字、渦巻き等)も重度の分類としております。
※重度の巻き爪の状態の場合、軽度の状態よりさらに、爪が皮膚を圧迫して痛みを伴いやすい・巻き爪矯正をする場合、爪がしっかり開くまで時間がかかる場合がほとんどです。
一度巻いてしまった爪は自然と開くことはほとんどないため、重度の状態になる前に早めの矯正をお勧めいたします。
巻き爪になるきっかけとして、以下のことが挙げられます。
・爪切りによる深爪
・外反母趾等による足の変形
・高齢者・妊婦・産後などの状況の人
・靴のサイズが合っていない人
〈爪切りによる深爪〉
「端まできれいに切りたい」と思い、爪の角に爪切りをグッと入れて切ってしまうと短くなりすぎてしまいます。陥入爪の原因にもなりますので絶対に避けましょう。
〈外反母趾〉
手の巻き爪のお話の際にお伝えした通り、爪は下(指の腹側)からの刺激を受け、その刺激を爪がキャッチすることで広がりを保っています。
足の変形により正しい歩行ができない状態の場合、巻き爪の原因の一つとなります。
〈高齢者・妊婦・産後などの状況の人〉
高齢者のすり足歩行や、妊娠中の体重変化・産後お子さんを抱っこすることによるバランスの変化により正しい歩行ができず、巻き爪のきっかけになります。
〈靴のサイズが合っていない人〉
靴のサイズが大きい場合、靴の中で足が動いてしまい、正しい歩行が難しくなります。
靴のサイズが小さい場合、靴の中で常に窮屈な状態が続き、外反母趾などの足のトラブルにつながります。
さらに、正しい靴の履き方も大切です。靴の履き方については、ブログ内の予防のお話の際にお伝えしていきます。
巻き爪の原因については、こちらをご覧ください
治療法・・・医療機関で行い、巻き爪の治療の場合、手術や薬の処方などがあります。
矯正法・・・巻いている爪を専用の矯正器具にて通常のアーチに改善していく方法です。
病院での巻き爪治療については、こちらをご覧ください
病院で巻き爪・陥入爪は治療できる?何科がおすすめ?
病院で治療をする場合の手術や薬の処方は、すでに強い痛み・炎症が起きてしまっている場合がほとんどです。
当センターでは、お薬が必要なほどの炎症状態にある場合、まずは医療機関でお薬を処方していただき炎症の治療を優先していただいております。
炎症が治まってからようやく矯正を開始するため、その意味では矯正の方が痛くないと言えるでしょう。
巻き爪矯正院・専門院では、ワイヤー矯正・プレート矯正など、さまざまな矯正方法があります。
当センターでは主に「B/Sスパンゲ法」という矯正方法で施術を行っております。
※B/Sスパンゲは、30年ほど続く実績がある矯正方法でありながら、常にアップデートを繰り返しており、最新の技術力が実現できております。
当センターの代表である鈴木は、このB/Sスパンゲ法の「日本の中で数少ない認定講師の一人」です。
オリンピックトレーナーとしての知識や経験に基づいて、巻き爪矯正において最も実績・効果があると認めたメソッドを提供しております。
施術者全員が代表の指導を受けておりますので「業界最高品質の技術」をお届けいたします。巻き爪でお悩みの方はお近くの店舗へ安心してご連絡ください。
巻き爪になってしまった・・・
自分でどうにかできないかな?!と一度は皆さん考えたご経験があるのではないでしょうか?
残念ながら、一度巻いてしまった爪は通常、自然と戻ることはほぼありません。
なぜ巻き爪になってしまったのか原因を知り、まずは巻いている爪を改善し、その後再発させないよう予防をすることが大切です。
こちらも併せてご覧ください。
巻き爪矯正院・専門院や医療機関にかかる前の一時的な応急処置として、テーピングやコットンパッキングなどの方法があります。
いざという時の為に、こういった方法を覚えておくと安心です。
詳しくはこちらをご覧ください。
巻き爪の原因と巻き爪予防法をお伝えしていきます。
・爪の切り方
・歩き方
・足に合った靴選び・正しい靴の履き方
・清潔を保つ
〈爪の切り方〉
スクエアカット(スクエアオフカット)
・ポイント① 爪の長さは指の先端と同じくらいにそろえましょう
爪の先の白い部分は、全て切ってはいけません。少し残すぐらいがちょうど良いです。
・ポイント② 爪の角は斜めに切らない
「端まできれいに切りたい」と思うかもしれませんが、爪の角に爪切りをグッと入れて切ってしまうと、短くなりすぎてしまいます。
陥入爪の原因にもなりますので、絶対に避けましょう。
爪の切り方について詳しくはこちらをご覧ください
巻き爪や陥入爪の正しい爪の切り方とは?おすすめの爪切りもご紹介!
〈歩き方〉
本来、歩くことで地面を蹴りあげる動作を行い、しっかり指で地面を蹴ることで地面から足に対して反発力が発生し、その反発力を爪が受け止めることで爪の広がりを保っています。
地面からの反発力と爪の巻く力とのバランスが大切です。
〈足に合った靴選び・正しい靴の履き方〉
靴のサイズが合っているか・正しく靴が履けているかの2点が重要になります。
当センターには、「足の計測」を行っている店舗もございますので、ご自身の足に合った靴選びの参考にしていただけたらと思います。
正しい靴の履き方、意外とご存じでない方は多いのではないでしょうか?
サイズが合っている靴を選んでも、正しい靴の履き方ができていないと巻き爪予防として不十分になってしまいます。
この機会に、正しい靴の履き方をマスターしましょう。
歩き方・靴の履き方について詳しくはこちらをご覧ください
〈清潔を保つ〉
足を清潔に保つことは、爪や周辺皮膚の病気の予防になります。
巻き爪の場合、巻いた爪と皮膚の間に角質が溜まりやすくなります。
この角質が痛みのきっかけになることもありますので、日頃から清潔を保つことが大切です。
「陥入爪(かんにゅうそう)」:爪が皮膚に埋もれてしまい、爪が皮膚を傷つけて炎症が起きている状態をいいます。
「嵌入爪・陥没爪」と間違えられることが多いですが、正しくは「陥入爪」です。
肥厚爪(ひこうづめ)とは、爪が何らかの原因で厚くなっている状態をいいます。
原因は様々で、爪の病気(白癬菌等)・摩擦・角質・爪切りなどがあります。
副爪(ふくそう)とは、足の小指の横にできる小さな爪のようなものです。
爪のように見えますが実際は「角質」で、刺激や摩擦により形成されます。
爪が生えてこない・爪が伸びづらい原因のひとつとして、何らかの影響で爪の根元にある細胞(爪母)に傷ついてしまったり、巻き爪によって巻いた爪が皮膚に当たり、爪が前に伸びづらい状況にあることが考えられます。
今回は「巻き爪」について、ギュッと凝縮したたくさんの大切な情報をお伝えしました。
現在巻き爪でお悩みの方も、そうでない方も、正しい知識を身につけ今後の予防にいかしていきましょう!
これって巻き爪かな?と判断に迷ったら、まずはお近くの当センターへお問い合わせください。