2024.10.03
歩いている時のつま先に痛みを感じて見てみたら、巻き爪になっている事に気がついた、という経験はありませんか?
巻き爪や陥入爪と歩き方には密接な関係があります。
今回はそこにフォーカスして、正しい知識と対策をお伝えします。
・巻き爪とは、爪のアーチが強くなり皮膚に食い込んでいる状態です。
・陥入爪とは、食い込んだ爪が皮膚を傷つけてしまったり、炎症を起こしている状態です。
巻き爪や陥入爪については、こちらのブログもご覧ください。
〜〜順次アップしていきます。今しばらくお待ちください。
巻き爪の原因になる歩き方は、大きく分けて2つあります。
・1つ目の原因・・・つま先に体重が乗らない歩き方
【POINT! 爪はなぜ巻く?】
爪は本来「巻く」性質を持っています。
下の図をご覧ください。
本来、歩く事で地面を蹴りあげる動作を行い、しっかり指で地面を蹴ることで地面から足に対して反発力が発生し、その反発力を爪が受け止める事で爪の広がりを保っています。
地面からの反発力と爪の巻く力とのバランスが大切です。
【対策】
歩行時につま先の指腹(指紋がある部分)に体重が乗っていることがとても重要です。
普段よりも2、3cm程度歩幅を広げて歩くとよいでしょう。
これにより、爪の両端が上方に押し上げられ、爪が巻き込んでいくことを防ぐ効果が期待できます。
・2つ目の原因・・・つま先に靴や靴下、ストッキングが強く押し付けられる歩き方
【対策】
靴の選び方、履き方が大切 爪が周囲から押し付けられ巻いてしまうのを防ぐために、靴の選び方や履き方も重要となります。
靴の選び方については、下記のリンクをご覧ください。
①つま先を上げ、靴のかかとを床にトントンさせて、かかとを靴の後ろにフィットさせる
②靴紐やマジックテープで、足の甲を固定する
①②を、毎回脱ぎ履きする度に行うことが大切です。
靴紐をしっかり締めることで、靴の中で足が動いてしまうのを防ぐことができます。
巻き爪になってしまったら、歩くのも痛いですよね。 そんな時、靴をゆるめに履いたり、サンダルを選びがちですが、履き物の中で足が動いてしまうと、状況が悪化しかねません。
巻き爪予防には歩き方や靴内環境がとても重要です。
今日から靴の履き方等を実践していただき、巻き爪予防に努めましょう!!
巻き爪でお困りの際は、下記店舗へご相談ください。
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日本巻き爪センター